名古屋のオカリーナ愛好者の会
『中部オカリーナ協会』


名古屋地区における最初のオカリーナの産声は、1989年1月、守山区の生涯学習センター主催のオカリーナの講座でした。宗次郎さんの奏でる「大黄河」の影響もあり、たくさんの希望者がありました。それ以降、名古屋市内にはあちらこちらの学習センターにて、オカリーナの講座が開かれました。

そのような状況の中で1994年8月、6つのグループが集まって「オカリーナフェスティバル」が始まりました。会場は人の波で埋め尽され、多くの愛好者に熱狂的に受け入れられました。オカリーナが普及していく過程で1996年8月、一会員の提案でオカリーナの同好会「中部オカリーナ協会」が設立しました。当時の加盟グループは16。まさにこじんまりとしたスタートでした。「協会」はフェスティバルの他にオカリーナ新聞の発行、講習会の開催などの行事をこなしています。オカリーナ新聞第一号は、宗次郎さんとの対談、オカリーナ誕生の地イタリアのブードリオ訪問記などビックな情報を提供しました。また、新聞も身近な話題を取り入れ、第32 号(2011年11月発行)まで発行しています。

1998年には名古屋市内で開催された大きな行事「ね んりんピック」に100名で参加し大役を果たしました。

▲平成10年「ねんりんピック」にお揃いのユニホームで参加したメンバー

2003年には“ウイルあいち”にて「オカリーナフェスティバル」10周年を最大に祝いました。その折に10周年記念として『協会』のテーマ曲を募集しました。そこで生まれたのが故佐々木晴代さん作詞・作曲の「自由の鳥」です。

▲第10回(平成15年)オカリーナフェスティバルにて


2005年に名古屋で開催された万国博覧会には、150名で参加しました。折しも平成17年は「中部オカリーナ協会」設立10という記念すべき年にあたりましたので、万博での発表を「第12回のオカリーナフェスティバル」に変え、実施いたしました。最後に全員ステージに上がって「ふる里」を演奏しました。

▲平成17年7月3日 万博のステージで演奏する会員

2010年、台湾のオカリナ合奏団(TOO)の招待を受け、台北と台湾の嘉儀の地で演奏しました。日本からの参加者15名は、全員着物を着て「日本の伝統的な歌」をオカリナの2・3重奏で奏しました。国際親善としての役割を果たすことができ、参加者全員楽しみました。

▲TOO理事長の李さん(左)と演奏後くつろぐ会員

『協会』は、平成24年8月18日(土)・19日(日)名古屋で開催される「第2回アジア オカリナ フェスティバル」のオカリナコンサートに於いて「アジア オカリナ協会」の共催として、活動を始めています。海外からはおよそ150名、日本から340名、総勢500名くらいの大きな会が予想されます。チラシとわかっている範囲で出演グループと曲目を紹介します。以下のリンクからご確認ください。
第2回アジア オカリナ フェスティバル開催概要(PDF)